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【現代医学では】 |
スポーツ障害と一言で言っても、その範囲は多岐にわたります。骨折や靭帯断裂、半月版断裂など、物理的に壊れてしまった損傷は、明らかに整形外科の範疇となり、それ以外の手法は対象外となります。専門医による適切な検査、診断と、適切な処置が必要不可欠です。
しかしながらそれ以外の損傷(レントゲンやMRIで異常が見当たらないもの)については、湿布、冷却、温熱、ストレッチなど、古典的方法とスポーツ活動の休止以外に方法はないようです。赤外線、超音波、レーザーなどの適用も、劇的な改善にはつながらないようです。また、オスグット病やシンスプリント、ジャンパー膝などのスポーツ障害では、昔から行われてきたストレッチやテーピングが今でも主流となっており、大きな進歩は見られないようです。
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【他の民間療法では】 |
特に民間療法では、『スポーツ▽×〇』などの名称を用い、スポーツ選手を扱いたがる施設が目立ちますが、その殆どがテーピングなどの保護を目的とした処置に留まります。また何が何でも骨盤の『ズレ』とする施設では、意味のない骨盤の捻りを加えられる結果となります。
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【FDMでは】 |
フェイシャルディストーションモデルでは、スポーツ傷害はその発生起源が単にスポーツによるものであるということで、他の損傷と何等変りはないと考えます。
スポーツ外傷(骨折や出血を伴う怪我)に対する整形外科の介入は不可欠なものですが、その後に残存する障害は筋膜組織の歪曲に起因するものです。そしてその症状を取り除くために長期間の休養とリハビリを必要としているのが現状です。
また、整形外科の介入(手術など)を必要としない損傷でも、同様に長期間の休養と理学的処置を必要とし、例え症状が休養と様々な保存療法で消失したとしても、患部に発生した損傷は減少されただけにすぎず、元通りになったわけではありません。したがってその選手自身の能力は、減少されたままとなります。
しかしながらスポーツ選手は、少しでも早く正常な身体機能を取り戻し、そして練習に復帰し、試合に臨まなければなりません。 したがって現在の一般的なスポーツ障害に対する処置、休養、冷却、温熱、固定、テーピング等による補強、電気的刺激などは好ましい方法とは考えません。 障害が発生した(怪我をした)人体には、その症状を発生させる損傷(異常となった部分)が必ず存在しており、その損傷の種類を細かく、そして適切に判断し、元に戻すことが好ましい利益を齎す方法であると考えます。
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