シンディン ラーセン ヨハンソン病 の解説
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The Fascial Distortion Model (FDM) is am anatomical perspective in which the underlying etiorogy of virtually musculoskeletal injury is considered to be comprised
of one or mere of six specific pathological alterations of the body's connecting tissues.
 
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【どのような病気なのですか?】

 難しい名前が付けられていますが、シンディン・ラーセン・ヨハンソンとは、単に発見者の名前です。特に跳躍を必要とするスポーツ選手に多く見られます。繰り返される膝へ付加により、膝蓋腱(お皿の下の太い腱)の膝蓋骨(お皿)への付着部が損傷を受け、鋭い痛みを発生させます。

 進行した状態では、レントゲンで膝蓋骨下部に骨陰影(白い影)が診られます。この様な状態では、はっきりとシンディン・ラーセン・ヨハンソン病と診断されますが、この様な状態になるまで運動を続けることは不可能です。したがってレントゲンで骨陰影が確認されなければ、“ジャンパー膝”或いは“骨膜の炎症”と言うことになります。

【現代医療では】

 現代医療では、シンディン・ラーセン・ヨハンソン病に対する有効な処置は存在しません。単に運動を制限させ症状が治まるのを待つのみです。ついでに痛み止めや炎症を抑える薬、全く意味がなさそうな胃薬を処方されるくらいでしょう。

 リハビリの一環としてストレッチやスポーツトレーナーを介しての運動療法を続けさせる場合もあるようですが、現代医療での基本方針が運動制限であるのなら、それらの行為は患部への機械的刺激を誘発するので、根本的に矛盾しており、意味があるようには思えません。

【民間療法では】

  他の民間療法でもまた、シンディン・ラーセン・ヨハンソン病に対する有効な処置は存在しません。にもかかわらず、意味の無いストレッチや運動療法、電気刺激、湿布などの長期にわたる継続は、単なるビジネス的行為と言うことになります。

 シンディン・ラーセン・ヨハンソン病の患者さんが来院された際、「骨盤の歪みが原因だから矯正を受けました。」と言われる方が多くいます。もちろんその結果は“効果なし”です。シンディン・ラーセン・ヨハンソン病は、骨盤などの歪みとは一切関係ありません。その発生メカニズムを最低限度の常識として知っていれば、そのような考えに至ることはありません。したがって単なる無知による行為か、少なくとも良心的行為とは思えません。


【FDMでは】

 フェイシャルディストーションモデルでは、シンディン・ラーセン・ヨハンソン病の痛みは、膝蓋腱付着部(お皿の下の腱がお皿にくっ付いた部分)の組織に発生した“異常”の結果であると考えます。それは繰り返す運動負荷により形を変えられた組織の結果です。したがってその“異常”を元の状態に戻すことによってのみ問題は解決されます。

 運動負荷により形を変えられた組織を、元の状態に戻すためには、それ相応の“力”が必要となります。したがってフェイシャルディストーションモデルのシンディン・ラーセン・ヨハンソン病に対する施術は直接的であり、ある程度の痛みも伴います。しかしそれが直接的であるからこそはっきりとした効果を短期間で与えることが出来、症状を取り除き、運動可能な状態に戻すことが可能です。

【どのくらいで治るのでしょうか?】

 平均的な例、運動中に痛み、しゃがむ動作が辛いようなケースでは、4〜5回の施術で完治します。場合によっては数ヶ月で再発しますが、症状が現れて直ぐに施術を行えば、殆どの場合直ぐに症状を消失させることが可能です。

【症例集】

【症例1】 17歳 男性 オスグット、シンディン・ラーセン・ヨハンソン病

 沖縄県中頭郡に住む高校二年生のTOさんは、バスケットボールを始めた小学五年生の時からのオスグット・シュラッター病による膝の痛みに悩ませられていました。
その症状は現在の一般的な治療から利益を得ることはなく、本来の能力を練習や試合で発揮することが出来ず、見かねたTOさんのお父さんがインターネットで当ホームページを見つけ、2004年2月2日にオフィス訪れました。
その時点でのTOさんの症状は、屈伸や体重をかけただけで両膝、特に右膝が痛み、バスケットのシュートに必要な跳躍が、痛みの発生が予測されるため出来ない状況でした。 TOさんの脛骨粗面は、約七年間にわたる酷使のため顕著に変形し、特に右膝は膝蓋骨が上方に変位し、左側と比較すると明らかに1cm以上の差が認められました。TOさんの状態はかなり進行しており、また、TOさんは2月14日、15日に大切な試合が予定されており、2月12日の午後にはチームに合流しなければなりませんでした。
 最初の訪問を含め12日間、そのうち当院の開院日9日間でこの深刻な状況を克服しなければなりませんでした。
 上記の説明の通りオスグット・シュラッター病は、現在では治癒させる方法がない疾患です。また私は新興宗教の教祖でもなく超能力者でもありません。
過去のオスグット・シュラッター病の全ての症例では、その治癒に要した施術回数が5回以内ではあったとは言え、TOさんのケースではあまりに期間が短すぎ、不可能であると予想されました。
 したがって最初の施術を行う前、TOさんとお父さんに以下の理由から十分な結果が得られる可能性は決して大きなものではないと言うことを説明しました。

  ・5年間と言う長期にわたる損傷であること
  ・その間の幾度となく悪化させていること
  ・17歳と言う年齢からTOさんの成長がほぼ終了していること
  ・右膝においては明らかな膝蓋骨の変位が認められること
  ・そして何より結果を判断する経過期間がないこと

 これらの理由を理解した上でTOさんは、福岡県内に滞在し、施術を受けることを決意しました。

 2004年2月2日、4日、6日、三回にわたる施術の後、驚くべきことにTOさんは、全く症状なく全力で跳躍できるほどに回復しました。
存在した症状は、オスグット・シュラッター病によるものではなく、それまでオスグット・シュラッター病をかばい、膝に大きな負担をかけられなかったため症状が出ることのなかった、膝関節周囲の靭帯と大腿四頭筋に存在した損傷によるものでした。
それらの損傷を同時に還元させ三回目の施術を終了しました。
 しかしながら残念なことに、2月9日、TOさんが四回目にオフィスを訪れたとき、若干の症状が再発していました(全体の40% TOさん)。
 TOさんに残された施術の機会は、その日を含め4日、3回しかありません、したがってその施術はより攻撃的なものとなりました。
 2月12日、6回目の施術の後、TOさんは「左膝は99%、ほぼ完璧に、右膝は95%以上回復した」と報告し、左右ともに片足でスクワットをして見せました。

 日本全国に同じ疾患で悩んでいるスポーツ選手がいます。その方達にこのフェイシャルディストーションモデルのオスグット・シュラッター病に対する効果を知っていただくためにと、TOさんは、このホームページへの詳しい掲載を快く承諾してくださいました。

 2004年2月17日、TOさんのチームメイトで同様の疾患に悩む方から施術の申し込みがあり、「先日の試合では、TOさんは見違えるほどの動きを見せ、周囲の人を驚かせています」との報告を受けました。


【症例2】 17歳 男性 オスグット、シンディン・ラーセン・ヨハンソン病

 沖縄県嘉手納町から来院したRYさんは、症例1のTOさんのチームメイトです。TOさんの当院での施術後の変化を見て来院を決意しました。RYさんの膝の症状は、一年程前から発生し、一般的な治療では治まることなく、彼の持つジャンプ力(80cm以上)を制限し、また階段の昇り降りやしゃがむ動作でさえ痛みを発生させていました。 しかしながらRYさんのオスグット病の症状、頚骨粗面の痛みはそれほど深刻な状態ではなく、シンディン・ラーセン・ヨハンソン病による膝蓋骨下部の痛みと膝蓋腱に発生する症状でした。

 患部に触れるため膝関節を伸展させ膝蓋骨自体に矯正圧力をかけることは、その安定性を欠き容易なものではありませんでしたが、RYさんの症状は、2週間の滞在で完全に消失し、全力で走り、ジャンプすることが出来るほどに回復しました。

 滞在最後の日、RYさんはTOさんとともに今年のインターハイで活躍することを約束し、沖縄へ帰りました。先日RYさんのお父さんからお礼のメールが届きましたので、ここに紹介いたします。


 先日、治療していただきました、沖縄県のYです。先週の土日に試合があり、テーピングなしでプレーをし、全然痛くないと本人は言っています。周りはただビックリし、不思議で喜んでいます。短期間の治療でしたが、田中先生に知り合えて感謝の気持ちでいっぱいです。1年余り膝の故障で試合も途中で下がりの繰り返しで、本人が一番悔しかったと思います。本当にありがとうございました。

沖縄のY、Rの母です。昨日インターハイがあり、みごと優勝できました。チームが一丸となって取れた優勝だと思います。友達のO、T君も膝の調子は良かったです。
8月の全国大会に向けて今日から頑張ってくれると思います。


【症例3】 13歳 男性 オスグット、シンディン・ラーセン・ヨハンソン病、ジャンパー膝、セバー病(踵骨骨端炎)

 小学校五年生の頃から両膝の痛みを感じ始め、オスグット・シュラッター病の診断を受けたNTさんは、従来の保存的治療に全く改善の兆しが見られず、ただ痛みをこらえてテニスの練習を続けていました。
 見かねたNTさんのお父さんは、インターネットでこのページを見つけ、佐賀県鹿島市からの通院を決めました。NTさんが最初にオフィスを訪れたとき、彼の膝は変形し、痛みのため10回のスクワットが出来ない状態でした。
 そればかりでなくNTさんは、ジャンパー膝に特有な大腿四頭筋の痛み、シンディン・ラーセン・ヨハンソン病を思わせる膝蓋骨下部の痛み、そしてセバー病(踵骨骨端炎)の明確な踵の痛みを訴えました。
 最初のセッションでは、NTさんの施術はオスグット・シュラッター病に集中され、矯正後、NTさんは75回のスクワット(体力の限界により中止した回数)を症状なく行うことが出来ました。
二回目からのNTさんのセッションでは、オスグット・シュラッター病の症状にかなりの改善が見られたため、他の全ての損傷に対する矯正を同時に行い、その効果を確認するため野外での矯正となりました。三度目のオフィスセッションでは、NTさんのオスグット・シュラッター病の症状は殆ど消失していましたが、踵の症状が残存していたため更なる二回のセッションでNTさんの矯正を終了しました。
 後にNTさんのお父さんから、その後の報告とお礼のメールを頂き、同様の悩みを持つスポーツ選手を少しでも多く救うためと、その掲示を承諾頂きましたので、ここに紹介いたします。


 8月の終わり頃から、9月27日まで、計5回の治療をしていただきました。 NT(中学2年/佐賀県)です。9月27日の治療から10日程度が過ぎ、通常通りクラブ活動(ソフトテニス)を行っています。昨日(10月5日)は練習試合があり、痛みが出るかどうかのテストだと思っていましたが、夕方遅く帰宅した息子に聞いてみると、痛みは5試合しても出なかった様子で、本人も大変明るく気分がよかったようです。まだ10日ですから先は分かりませんが、一応痛みは解消しました。 ありがとうございました。

 小学5年の終わりから2年以上もの悩みの種で本人の苦しみが(肉体的・精神的)1ヶ月で解消されたことは大きな喜びです。 今まで、いつ治るとも判らない治療でズルズルと時間だけが過ぎたことを思うと、もっと早くこの治療(田中先生)に縁があればとも思いますが、この時期にでも治療が受けられて「良かった」の一言です。今後も痛み等、注意して行きたいと思いますが、10月25日の本試合で痛みが出なければ、一安心と思います。

再度、治療を受けることにならなければ、良いのですが、その節にはよろしくお願いします。  
状況連絡いたしました。  ありがとうございました。

10月6日

佐賀県 鹿島市 NTの父

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